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高槻市のピアノ教室 - 関井直子ピアノ教室

~暗譜の仕方~

      2014/04/17

私は、小さい頃から、コンクールに出たり、音大受験をしたり、人前で、弾く機会が

大変多く、その時、練習していく中で、だんだんと効率の良い練習の仕方が

分かって来ました。

今日は、暗譜の仕方について、書きたいと思います。

前々回が、スケールの練習方法、前回がバッハの練習の仕方を書きました。

そして、その二つにも共通する事、それは、暗譜です。

暗譜の仕方は、人それぞれだと思いますが、私がやってきて、一番効率のいい

暗譜の仕方!

まず、毎日練習していて、ある程度弾けてきた場合、だんだんと暗譜も

できるようになってきます。

その時、楽譜から、目をそらして、中途半端で、覚えた状態で、弾いては、

完璧な暗譜はできません。

あくまでも、暗譜が完全に出来るまで、いや、出来たとしても、常に譜面を

見続ける事が大事です。

何故かと言いますと、暗譜は、ただ単に音を覚えるだけでは、いけないのです。

最初は、何拍目から、入るのか?

最初はの記号は、フォルテかピアノか?

どこから、クレッシェンドをするのか、デクレッシェンドをするのか?

楽譜を忠実に覚えなくてはいけません。

その為、自分で弾けて、覚えているかもしれないと思っても、楽譜を見て、

練習をして行きます。

そうしていって、暗譜で、弾いてみます。

不思議な事に、頭の中に自然とフォルテは、どこから~ピアノはどこから

というのが、頭の中に全部入っているのが分かります。

それで、完璧に暗譜が出来た状態と言えます。

一番避けなくてはいけないのが、うる覚えです。

練習をしていて、簡単な所から、自然と覚えてしまいますが、その時

もう覚えてしまったと思い、そこの箇所を楽譜を見ないで、弾いてしまいますと、

実際に暗譜で、弾いた時に、弾けない事があります。

一番怖いのが、うる覚えです。

なので、簡単な箇所で、もう覚えているかもしれない状態でも、しっかりと

楽譜を見て、練習をします。

そうしますと、先程、書きましたように、完璧に暗譜が出来るようになります。

私は、色々試してみましたが、この方法が一番早い暗譜の仕方だと思います。

もし、暗譜で、悩まれていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、是非この方法を

試してみてください。

必ず、暗譜が出来るようになると思います。

 

 

 

 

 

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