～インストゥルメンタリスト～

昨日、主人が録画してくれた「井上陽水　空想ハイウェイ」を観ました。

井上陽水さんと、陽水さんの曲で５人の楽器演奏者との共演です。

押尾　コータローさんの持ち曲「オアシス」は、無理のない自然な流れに癒されるような

感じの曲でした。

心に残ったのが、押尾さんのギターさばきです。

もちろん、陽水さんとの共演は、バッチリですが、彼のタッピングハーモニスクは

素晴らしかったです。

ジェイク・シマブクロさんのウクレレも素晴らしかったです。

１０フィンガー奏法、２フィンガー奏法、そして彼の言葉

「ウクレレは情熱であり、自分自身を表現する手段です。自分の中の全ての

感情を押し込める怒りや不満をみんな抱え込んじゃうんです。

だから、ウクレレを通して、自分の感情を表現できる。」

彼のこの言葉は、私の若い頃、思っていた事と同じでしたので、ビックリしました。

陽水さんが、またシマブクロさんに感動されたのが、収録が終わり、約３０人の方と

ハイタッチをしたのが、彼の感謝の表れだと言っておられました。

山下洋輔さんのすさまじい自己表現の塊のピアノ演奏。

ひじで弾く奏法は、ドラムに対抗するのには、どうしたらいいのかと

考えられ、生まれた奏法という事でした。　　なるほど。

あのすごいエネルギーの持ち主の山下さんが、陽水さんの楽曲の

伴奏をされる。

伴奏自体、あまりされない方が、伴奏していらっしゃる。

そうさせてしまう陽水さんの力、音楽性に脱帽です。

後、高田　蓮さん、サックス奏者の菊池　成孔さんが出ていらっしゃいました。

こうしてみると、音楽って、私はクラシックをしていますが、ジャンルを超えて、

人を感動させるものだと、改めて思いました。

そして、この番組を録画してくれた主人に感謝です♡